公募展参加 ”KUNIBIKI’19 at SHIMANE”

KUNIBIKI’19 at SHIMANE

2017.8.7.Wed.-8.12.Mon.

OPEN:10:00

CLOSE:18:00(最終日16:00)

at.島根県立美術館ギャラリー1室【島根県松江市袖師町1-5】

 

入場無料

テーマ「平成」

「島根は作家もいるし美術団体もあるのにアートの舞台が少ない」と感じた松江市出身、大阪府在住の発起人中島が始めたアート展。故郷しまねの地に伝わる『国引き神話』になぞらえ、全国の作り手たちとつながり合い、ともに発展し続けることを目指す。若手アーティストの個性が集い、今回が6回目の開催。会場は島根県立美術館。
主催はFunkotsu.(名前の由来は粉骨砕身)
これまで、山陰中央新聞、朝日新聞、読売新聞、Lazudaほか、フジテレビの「めざましテレビ」でも紹介されるなど、注目を集めている。
History
2013年
島根県の3会場(大根島HOME・DOOR BOOK STORE・カラコロ工房地下金庫室)を舞台としたアートイベント「KUNIBIKI」がスタート。
2014年
4会場(Gallery Sphear・DOOR BOOK STORE・清光院下のギャラリー・山陰中央新報殿町ギャラリー)に拡大し「KAMIARI」と題したイベントを開催。
2015年
大阪(NOON+CAFE)と島根県立美術館と大根島homeで「KUNIBIKI’15」を開催。
2016年夏
島根県立美術館と大根島homeで「KUNIBIKI’16」を開催。
2017年
島根県立美術館と大根島homeで「KUNIBIKI’17」を開催。
Funkotsu
URL: https://artkunibiki.wixsite.com/funkotsu  (Funkotsuと検索)
Twitter:@Funkotsu_ART

個展終了いたしました。

TOMOKA TSUJI SOLO EXHIBITION “A PURE ILLUSION”

 

無事に会期を終了いたしました。

たくさんの方にご来場いただけまして、心から感謝しております。

 

次回、島根県立美術館での公募展「KUNIBIKI」に参加します。

詳細は改めてアップします。

 

今後もよろしくお願いいたします。

 

 

今回の個展で、会場のタイガールルさまには、大変お世話になりました。

搬出も終わり、いつもの落ち着いた店内に戻りました。

店主ルル様の笑顔に癒されに、またお客さんとしてコーヒーを飲みに行こうと思います^^

 

 

オーガンジーと万年筆とインスタレーションのこと vol.2

2016年、改装前の京都市美術館で開催された美術展に、初めて万年筆一本で描いた絵画作品を発表しました。
水彩やアクリルガッシュで人物を描いてきた私に、毎年丁寧なアドバイスをくださる方が、新しい試みを面白がってくださり嬉しかったです。
ただ、額にもパネルにも仕上げていない、紙に描いたままを貼っているのではもったいないね、とお言葉をいただき、その後随分悩みました。
万年筆一本、どこまでも歩いて、軽い軽い身体で描くこと自体が、すでに表現の一部に入っていたので、大きな額に入れてしまってはフットワークの軽さが消えてしまうし、パネルに水張りすることだって同じです。
答えはシンプルに、紙がだめなら布はどうだ、と、同じ美術展で2017年に、ポリエステルとオーガンジーを二枚重ねにした絵画インスタレーションを展示発表しました。このスタイルからの展開が、現在のスタイルへと進んでいます。
小さくたたんで軽く持ち運べて、様々なところに違和感なく展示できて、立体的にもできることで空間がいかせる作品。
「このモチーフじゃないと描けない!」「このスタイルで描きたい!」「この道具が絶対いる!」「この条件じゃないと展示できない!」
そのうちのいくつか、ひつつずつ手放ししていくと、どうなったかというと、部屋が空っぽになりました。
集めて使わないのに囲っていた画材や捨てきれない書類やなんだかいろんなもの。
随分たくさんいただいて、持て余していた画材は、もちろん捨てることなんかしません。
心を込めて、作品を作りました。
作品を作るから使うのではなくて、いただいた方が好きだから、譲ってもらった画材が喜ぶような作品を作ろう。これが自然な流れです。もちろん使いきれない画材や道具もありますが、嬉しいことに、バトンタッチできる方がいてくださいました。
今回の個展でのハードワークで、相棒の万年筆さんのインクが出なくなってしまいました。
自分でわかる範囲で修理をしている間も、絵を描き続けるために、新しい万年筆の買い時なのかと迷い出して、そうしていつのまにか、自分のなかに手放したはずの不要なこだわりを見つけてしまいました。「万年筆じゃないと描かない!」
ごく自然な理由で、今度はオーガンジーに筆で絵を描いてみました。
描けた、描けなかったではなくて、水彩画をかけるようになりたくて、やたら難しいテクニック本や、習いに行った先生が丁寧におしえてくれたポイントを、手が覚えていて楽しくて夢中になって描きました。
その筆はお世話になった方が数本まとめて譲ってくださったもので、その時の思い出と、たっぷり水をふくませた描き方は優しい先生の筆使いをゆっくり思い出す、描きながら、描くよりも感謝のなかにいました。
私が学んで習得したのではなくて、見せてもらった景色を、思い出して喜んでいるうちに、絵が浮かび上がってくるのです。
次は、ただ布をぶら下げるだけなのが現代アートであるのだと、言い張るわたしのインスタレーションについて書きたいです。

オーガンジーと万年筆とインスタレーションのこと vol.1

今回の個展は、作家としての喜びに満ちた展覧会であることを嬉しく感じています。
オーガンジーに万年筆(または筆)で絵を描いて、インスタレーションや平面作品として発表しています。
やりたいことを自分にとってとても自然なながれで作品として表現できて、「私の店で展示して欲しいです」というとてもとても嬉しいオファーをいただけて、全力で期待に応えられるように取り組みました。
万年筆との出会いは、あるイラストレーションの仕事の依頼があった時からです。
「このタッチで、このキャラクターを描いてみて欲しい」と、自分のタッチにこだわらず、自由なタッチでイラストを描くお仕事をお受けしていた時のことです。
自分の学んできたタッチ、仕事で描いてきたタッチ、画材、いずれとも違う参考資料から、「線を探す」ことを学びました。
その時に得た一つの答えが、「万年筆の線の面白さ」でした。
それから、スケッチブックと万年筆と歩きやすい靴で外へ飛び出して、なんでもいいから目に入ってくるものをたくさん描きました。
近所の文房具店、営業しているのか廃墟なのかわからないスナック、名前もしらないツタや花。
文房具店のおじさまには、探偵かなにかではないのかと問い詰められて、私は絵を描いて発表している作家で、趣のある佇まいに惹かれてスケッチさせてもらっていますと弁明すると、どこが魅力的なのだと切り替えされて、ひさしのデザインとか素敵ですよね、と話すと、そうだろうそこは新築の際に大変こだわったところでね…と少し長いおじさまの思い出話を楽しく拝聴することになるなんて、貴重な体験もしました。
スケッチブックも仕事で使っていたペラペラのものだと、屋外スケッチには不向きだと気づき、(急な雨に濡れやすく、立ったまま速描きするときは芯がなくて描きにくなど)かといって新しく買うと安くはないし、種類も様々で迷っていました。
そんなとき、近所にある個人経営の小さな画材屋さんへたまたま行くと、すっかり黄ばんだスケッチブックの安売りと出会いました。
でも、壁紙みたいにエンボスがある、水を弾くコート紙で、絵を描くような紙ではなく、不思議に思って店主の女性に質問してみると、夫が生きている時、デザインの仕事をしている方にニーズがあって仕入れた紙で、今は倉庫に在庫として残って困っていたのを、もったいないからオリジナルのスケッチブックとして作り直して売っているんだよ、安いでしょう、いい紙でしょう。と話してくださいました。
「スケッチをうまく描くためのスケッチブック」ではなく「店主のエピソードの詰まったスケッチブック」に魅了されて、二冊ほど買いました。
となりのとなりのとなりの家、自分の住んでいる町のあちこちに、人々のあたたかい営みが、大切に大切に続いている。
絵を描くことが私の人生なら、人との縁を大切にしよう。道具もモチーフも、真心をわけてもらおう。大切に描いていこうと、このころに自分の進みたい方向がぼんやりと見え始めました。
2015年に勤めのデザイナーからフリーランスのふりをした自由な人になった頃のことです。
私のスケッチ作品の紙の端っこが日焼けしているのは、これが理由です。
この流れの先に、那覇に滞在して歩き回ってスケッチした作品をそのまま個展で展示するとういう、セルフアーティストインレジデンスがあります。
(貴重な沖縄でのご縁のお話なので、また改めます)
つづきは、紙からオーガンジーへの転向について書きたいです。

TOMOKA TSUJI SOLO EXHIBITION “A PURE ILLUSION”

TOMOKA TSUJI SOLO EXHIBITION

“A PURE ILLUSION”

2019.7.15(月・祝) ~7.20(土)

9:00~17:00(月曜日は11:00~)

定休日 金曜日、日曜日

 

 

 

 

_ ごあいさつ

今回の作品は、普段とは違う空気の流れを作り出せるように演出した、空間芸術になります。布に描いて

ある絵をながめてみたり、風を感じてみたり、リラックスして過ごしてみてください。もし、みなさまが心

地よいイマジネーションに出会えましたら幸いです。

今回、個展を開催してくださいましたタイガールルさま、応援してくださった皆さま、作品をご覧くださ

いました皆さまに心から感謝いたします。

 

 

 

_ 展覧会ステートメント

 

“No mind, Never matter.You will find A PURE ILLUSION.”

私はカフェでのんびりお茶をするのが好きです。やわらかい光が差し込むテーブルへ、そよ風に乗って誰

かの笑い声が入ってきたりしたら、何も言うことはありません。風の中から優しい声を、影の向こうから懐

かしい気配を見つけ出すこともできます。

木漏れ日の下で青い風にゆれる植物園のあじさい。

黄昏へと膨らんでいく那覇のブーゲンビリア。

どこまでも几帳面に続いていく韓国のメタセコイヤ。

移り変わっていく人々や社会との関わりの中で、時として真実と向かい合う勇気が必要な私たちは、初め

て出会った時の純粋な幻想の中にこそ、前へ進むための導を見つけ出すことができるのではないでしょうか。

穏やかな日々が内包する、強く生きようとする人々の美しさを心地よく明らかにすることができましたら

幸いです。

 

 

 

 

 

_Artist info

TOMOKA TSUJI

Webサイト nyan.biz

Instagram @tsujitomoka

_Cafe info

タイガールル

大阪府大阪市阿倍野区文の里1-8-16

地下鉄谷町線文の里駅徒歩3分

080-3545-4956

9:00〜17:00(L.O 16:30)

月曜日 11:00〜17:00(L.O 16:30)

定休日 金曜日・日曜日

影泥棒

春がきたら、よろこんで外へ飛び出したい!のですが、恐ろしい花粉の飛散が始まってしまうと外出がむつかしくなります。その前に、木々を撮影しに行ってきました。都会でも、こんなに自然に出会えるのはうれしい。春コートで出かけてしまい、風がひんやりでしたので、すこし早歩きで。

 

 

お花を愛でつつ、影を探します。とても強い香り。

 

スイセン

雪中花

ニラと玉ねぎに似ているため注意、食べると危険だそうで、ギリシア語で「ナルケ(麻痺する)」から転じてギリシア神話「ナルキッソス」の美少年のお話になったとか。そうですか(web検索)。

 

 

真上を見上げること、普段しないです。流星群が来る夜に空を見上げたりするくらいです。

葉っぱがなくていい感じ。枝のややこしい伸び方に、ルールが見えないか探します。

 

 

林の向こうに明るい水面。いつもこの構図を見つけた時は、どこかにコローの気配がしないか、少しゆっくり歩きます。

 

 

いい影が落っこちていたので、カメラで拾って帰ります。

 

こんなことの向こう側に作品がみえてくるのですが、真冬、花粉の季節、梅雨、真夏、台風、雨や雪や雷の日、いつでも行けそうでなかなか行けないキレイな影の日のお散歩は貴重です。ここも、多くの木々が根っこから倒れていたり、台風は景色を変えていました。

 

あるカフェで、コーヒーを飲みながら窓の向こうの木と影がゆらぐのを心地よく眺めていたら、隣の初老の男性に話しかけられて、「手入れのされていない庭で、何も無いのでつまらないでしょう」と言われたのですが、飽きずに眺めている私がなにを眺めているのか、さぞかし不思議に思ったのでしょう。

その男性は、ゲージを作ってインコを飼って、キチンと造園したらキレイになるでしょうね、と言っていました。

同じ景色を見た知らない方と、違う景色を思い描いたことを知る。

海の向こうへ行っても、近くのカフェでも同じ感じ。

次は初夏。梅雨が始まる前の一瞬、いい季節を楽しみに。

 

 

 

HAPPY NEW YEAR 2019

みなさま、あけましておめでとうございます。

昨年も多くの方にたくさんたくさんお世話になりました。ありがとうございました!

今年もますます精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

年明けから、寒いですけど、外をウロウロしておりましたら、桜が咲いていました。梅じゃないよ桜だよ。名前を忘れましたが、日本で一番早く咲く品種だったと思います。また散歩して眺めに行きます。

沖縄県の今帰仁城へ、日本で一番早い開花桜を見に行ったことがあるのですが、残念なことにまだ一分咲きほどで、とても寒く、城壁のカーブの美しさに沿ってひんやり歩く、気持ちのいい日でした。

沖縄に行くと、私はキリッとするんですね。いつでも行きたいです。

3月と5月に公募展へ参加させていただきたいと思っております。どちらも京都のギャラリーさんなので、またみなさま、春の京都へおこしやす。

近くのオススメもお教えできるように、ギャラリー周りを散策したいです。いつもそんなゆとりがないのが残念。

Happy new year (: !

I’m grateful for all your help last year. May the year bring you more happiness than last year! I hope to meet you at my exhibition.

새해 복 많이 받으세요!

또 만납시다!

今年はどんな作品を作ろうかな、と考え始めてしまうと、事務作業がすっかり進まなくなり「イメージの構想を邪魔するな派」と「仕事してからになさい派」の口喧嘩を聞いてもいられないので、久しぶりにブログを書きましたら、心が落ち着くんですね。

The solo exhibition has ended

辻友香個展

無事に会期終了いたしました。

ご来場くださりました皆様、本当にありがとうございました!

紅葉の京都は本当に綺麗で、毎日ひんやりとした秋風に乗って、鴨川から八阪神社へと歩いていくのがとても心地よく、在廊中も、こんなに素敵な空間で思いっきり展示させて頂けた喜びをじんわり噛み締めて、とても幸せな一週間でした。

しばらくはまだ夢の中で過ごす気持ちですが、だんだんと、表現したこと、皆様が受け取られたこと、頂いたお言葉から、次の課題がはっきりと見えたその瞬間が来た時に備えて、まずはゆっくりと日常へ戻りたいと思います。

今回、個展を企画してくださり、サポートまですべてお世話になりましたギャラリー悠玄様、パーティーのフードを担当してくださり、日々お相手してくださいましたしぇりークラブの皆様にも、この場をお借りして御礼申し上げます。

いつも応援してくださる皆様に、心から感謝いたします。これらも日々精進して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

Thank you so much for coming to my solo exhibition “Weather Report”. I had a wonderful time with you. Your your opinion was interesting and informative.

I’d love to see you again at my next exhibition.

Sincerely,

Tomoka Tsuji

감사합니다!

三日展

When I was a student I saw a artwork by ONO Yoko.

Almost artworks is white color.

I think I don’t forget it.

Today, I get light of the sun.

I use to make my artwork.

저는 말했어요. 미안해요.

작품도 방도 백색이다.

청소…..

我很高興、

工作很有趣。

第31回三日展 継続は力なり

9月21日、22日、23日

11時~18時(最終日17時迄)

交流会 21日18時30分~

特定法人京都藝際交流協会

JARFO京都画廊

〒602-0841 京都市上京区河原町今出川下る

梶井町448-17 河原町トウキュウビル1F

TEL/FAX 075-255-1308

***

The 31st “3days exhibition” in September

September 21, 22, 23

11 o’clock to 18 o’clock

(until the end of the last day 17 o’clock)

Opening party 21: 18: 30 ~

Kyoto Institute of Kyoto Exchange Association

JARFO Kyoto Art Gallery

〒602-0841

Kyoto-ku, Kyoto-ku, Kawaramachi descends to Imadegawa

Kajii Town 448-17 Kawaramachi Tokyu Building 1F

TEL / FAX 075-255-1308

Usually life, not usually day.

Usually life, not usually day^^

Fun day, funny day today^^

This morning, My family went to sea.

I thought it was good plan.

I wanted to draw sea and summer view.

Watercolors and sketchbook in my bag.

But!

We returned to my home early time^^;

Our car said “I don’t go to far place! I want to stay my town!”

I saw “Ok, my baby. We stay this town^^”

This summer will bring me special holiday.

I love my home.

It sounds perfect summer.

お家は涼しくて、さてさて制作にお漬物になれるし、わたしはいい感じ。

でもこんなに空がこんな色だって、気づいた今日からもう秋の足音が聞こえる気がする。

저는 가을을 기다립니다.